普段、私たちが使いなれているふくさの使い方と言えば、進物の上にかけたり、冠婚葬祭の時にお金を包んだりするものですね。
茶道

ふくさは「袱紗」または「服紗」などと書き、辞書を引いてみると「茶器の塵をはらったり、茶碗を受けるときに使う27cm×29cmほどの絹布のこと」と、あります。
茶道では、これを「使い袱紗」と言っていて、ふくさといえば「使い袱紗」のことを指して言います。ふくさは、流派によって正式な席で使用する色柄が決まっていて、流派によっては袱紗を使わないところもあります。裏千家の場合を例にあげると、男性は紫、女性は朱色の無地が正式なものとなります

また、古袱紗は、読み方を「こぶくさ」あるいは「こふくさ」と言います。ふくさの2分の1〜4分の1ほどの大きさの絹布で、基本的に、自分の好きな色や柄のものを選んでもかまわないことが多いようです。茶器を拝見するときなど、さまざまな場面で使うことが多い古袱紗は、由緒ある絹織物として観賞にもあたいするものです。茶道では季節感を取り入れることが大切ですから、美しい古袱紗を持つことも楽しみのひとつとなるのではないでしょうか。

ふくさの値段は、まさにピンキリといったところですが、平均的な額としては、だいたい三千円から五千円といったところが相場のようです。たくさんの種類がありますので、どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。そういった場合は、お店に行ったときに流派や茶道歴などを伝えれば、ぴったりなものを紹介してもらえるはずです。


カテゴリー

茶道作法・マナー
茶道の基本的なマナー(服装や心得)やまた茶道の作法についてお話します。
茶道具
茶道で使用する道具(茶道具)には様々な道具が使用されています。棗(なつめ)、茶入れ、茶筅、茶杓、茶巾、棚、袱紗(ふくさ)など。また茶道の流派によっても、茶道具が異なる場合もあります。
教室・稽古
茶道の教室も流派により特徴が様々です。お茶会やカルチャースクールのようなものから、少人数でお稽古を行うところなど。先生の素晴らしいお点前を見ることが出来ること、それが何よりも嬉しいことではないでしょうか
流派(表千家・裏千家)
茶道の三千家として挙げられる、表千家、裏千家、武者小路千家。特に裏千家は茶道をたしなんでいる門下生の数が過半数を占めているといわれています。
ふくさ(袱紗)
袱紗(ふくさ)は流派によっても正式な咳で使用する色柄が決まっています。また流派によっては袱紗を使用しないところもあります。
茶道の歴史
茶道の歴史は古くは1191年にまで遡ります。栄西禅師が宋より茶種を持ち帰ったのが始まりとなります。
資格・免状
茶道では修道の度合いにより資格が設けられています。修道の習熟度を表します。また制度改定がおこなわれ、より社会に適用しやすくなりました。
着物・稽古着
お茶会を招く側は、お客より格の低い着物を着てしまうと、例を尽くしていないと思われる場合もあります。どのようなお茶会を催したいのかという点を踏まえて、着物選びをしていきましょう。